ロマンスを予感させるストーリーに「ゲレンデに行ったらこんな素敵な出会いがあるのかな」と妄想をかきたてられた人も少なくないだろうアルペンのCM。冬といえば“ゲレンデでロマンス”、そんなイメージを定着させたアルペンのCMは、広瀬香美を有名たらしめたCMでもありました。
1993年、アルペンCMソングに起用された広瀬香美の「ロマンスの神様」は大ヒット。この楽曲を皮切りに「幸せをつかみたい」「DEAR...again」「promise」など、毎年のようにアルペンCMソングとして冬を彩る広瀬香美は、いつしか「冬の女王」の異名をとるまでに。1996年からCMに出演した加藤晴彦とあわせ、「広瀬香美×アルペン×加藤晴彦」の組み合わせは、90年代最強の“冬の風物詩”でした。
ドラマ性あるCMが高じてか、アルペンは1995年に映画『ゲレンデがとけるほど恋したい。』を制作。主題歌はもちろん広瀬香美で、アルペンCMソングと映画主題歌のダブル・タイアップでした。この映画がきっかけで、広瀬香美と主演俳優の大沢たかおが結婚したのも今となっては遠い昔の話です。
昨年末、かつての大ヒット曲「ロマンスの神様」が再び注目を集めました。半音キーを上げて再レコーディングした「ロマンスの神様 2016」がアルペン新CMソングとして起用されたからです。CMタイアップの影響で、若い人も冬が来るたび「ロマンスの神様」を思い出すようになるかもしれません。ただ、ウィンターソングとして有名な曲ながら、歌詞は“冬”や“スキー”と全く関係がないですけど(笑)(ミドルエッジ)
dヒッツは月額550円(税込)でプレイリスト聴き放題♪
今なら初回31日間無料(31日経過後は自動継続となり、その月から月額料金がかかります)!
# 雑学
2017.03.04 | 22162 Read